受賞作品
ドキュメンタリー部門
最優秀賞
審査員のコメント
- 犬たちのリアルな現実、未来にまで残す価値観、多くの人に見てもらいたいアルバム。
- 技術的な部分というよりは、一冊のアルバムとしてのブック単体への想いがいかに伝わるかという点で選んだ。素晴らしい記録集。
- ドキュメンタリー部門として、社会への問題提起がなされており、よく取材されていて、見ごたえがあった。
- ふつうに読み物として作っているのが、ドキュメンタリー感があっていい。
- 圧倒的な記録性とメッセージ性を感じた、もはやジャーナリズムの領域。
犬丸 美絵 inu*maru
この度はあまりにも光栄な賞をいただき誠にありがとうございます。
写真もテーマも異色なので無理かなと思いつつの応募だったので本当に驚きました。
2016年、はじめて神奈川県動物保護センターに撮影に伺ったとき、
センターで前を向いて暮らすたくさんの犬たちのすべてに心が震え
この子たちのすばらしさを写真だけでも表の世界に出してあげたい!と
センターへ通い始めました。
2019年にピカピカの新センターへと建て替わり、
その時、旧センターで暮らしていたみんなや
忘れてはならない歴史を残したいと強く思い、友人たちとプロジェクトを立ち上げ、
ご寄付を募り、私はすべての想いをこの一冊に託しました。
ASUKABOOKさんの写真パネル達と共に神奈川県動物愛護センターの図書室に
寄贈・展示させていただいてます。
犬たちの事を伝えるために
写真集をもっとたくさんの方に見ていただける方法はないかな?と考えていたときに
アルバムデザインアワード2022募集の記事を見つけ、コレだ!と応募しました。
まさか最優秀賞をいただけるとは思ってもみませんでした。
受賞の第一報をいただいた日が、なんと11月11日。
犬たちからのプレゼントだなぁ、とさらにうれしく感じました。
いままで出逢ってきた犬たちと、犬たちが縁をつないでくれた方々と、
写真を残すことに心を寄せてくださったみなさまにあらためて感謝いたします。
そして選んでくださった審査員のみなさま、アスカネットのみなさまにも
心より感謝申し上げます。
すべての犬たちが笑って暮らせますように。
Instagram:@inumaru
WEB:inu*maru
アート部門
最優秀賞
審査員のコメント
- ペットとマタニティという組み合わせを各ページごとにアート性あるデザインに仕上げている。ボリュームたっぷりで見応えがある。
- アート部門というテーマにおいて、一番合っていた様に思う。
写真の良さとスタイリッシュさを上手く融合させている感じ、アート誌として本棚に入れても
おかしくない。 - 記録を超えたマタニティフォト。ただの記念じゃない!
星 和宏 株式会社DIGDOG DESIGN
妻「アスカブックさんからの連絡でアルバムデザインアワードで入賞したみたい?」
自分「やったじゃん!」
妻「しかもダブル受賞っぽいよ?」と妻からの報告を受けぶっ飛びました(笑)
多くの素敵な作品の中から選んでいただきありがとうございます!
作品はこれからの「人生」と「生命」の誕生をお祝いした【LIFE】
多様なシーンをそれぞれのテーマに合わせデザインし、一冊にまとめました。
妻と愛犬と息子をモデルにした写真でしたので、
家族全員に賞をいただいたようでとても嬉しいです!!
普段の撮影でも型にハマった撮影より、
作品として飾りたいと思える写真撮りをすることを心掛けてます。
これからもDIGDOG DESIGNらしい写真を撮り、
そのご家族に合ったオリジナルデザインを施し
アートとして喜んでいただけるアルバムを提供していきたいと思います。
ASUKABOOKの皆さま、審査員の皆さま、
このたびは素晴らしい賞をいただき重ねてお礼申し上げます。
Instagram:@digdogdesign
WEB:株式会社DIGDOG DESIGN
スマイル部門
最優秀賞
審査員のコメント
- ペットのかわいらしい表情、さまざまなフォルムはクスッと思わず笑ってしまう。
- ダイタンすぎるデザインで今時めずらしい、余計なものが入っていない、逆に大変新鮮。
ワンちゃんの顔立ちをこれ以上にない位活かしたアルバム。 - 犬のインパクトを強調していて面白い。
- 被写体のワンコのかわいさが引きたつPOPな色使いでかわいいデザイン。
星 愛美 株式会社DIGDOG DESIGN
この度は素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます!
スマイル部門を見たときに真っ先に、
いつもニコニコのポムくんのアルバムだ!と思いました。
それならば、選ぶのはダイナミックに見られるオンデマウント3面!
英文と重なるように星とハートのお顔がアクセントに。
コート(被毛)のディティールを崩さず、
彼のもつキュートでユニークなチャームポイントを引き立たせるデザインにしました。
「DIGDOG DESIGN」は100枚のデータよりも、
1冊のアルバムやインテリアアイテムをお勧めしています。
大切にしている事はヒアリング。
どう撮りたいかそして、どんな作品に仕上げたいか。
一緒に作り上げていくスタイルです。
撮影の内容とは直結しないお話をたくさんします。
お部屋の壁の色や、好きな場所に週末のお出かけ先。
ママの故郷やパパの趣味なんかも。
なんとなく出た言葉からも、デザインのアイデアは何万通りに広がります。
後はそこに少しの魔法を加えれば、世界で一冊の宝物に。
ただ無心に作る、では味気ないので、
デザイン制作中はテーマに合わせた音楽でいつもノリノリです♪
作品のお渡し時に、ここにはこんな意味を込めてこうなりました!とお伝えすると
眺めて涙する方や、家宝にします!と言っていただけ本当に嬉しく思います。
皆様とても喜んでいただけるので、また次の一冊にも力が入ります。
アスカブックさんのアルバムやインテリアアイテムは
大きさや素材感など多種多様にあり、
やはりベースがしっかり考えられているものはデザインの幅も広がり、
Designer / Photographerとしてどんな風に仕上げようか
毎回ワクワクできるのでとても魅力的です。
これからもお客様に寄り添い、個性を大切に表現し、
たくさんのスマイルを増やしていきたいと思います。
PEACE!
Instagram:@digdogdesign
WEB:株式会社DIGDOG DESIGN
ユニーク部門
最優秀賞
審査員のコメント
- 家族史になった独特な一冊。セピア色が味わい深く、こういうアルバムの作り方、残し方があると再発見させられる一冊。
- 素材感はもちろんのこと、古いアルバムに手書きしてあった素材をうまく使ってデザインしてあるという一工夫。世界観が浮かび上がり、満足度の高い作品だと思った。
- 子や孫ではなく、親にアルバム / フォトブックを作る手もあったか!と再確認できた。
再構成することで見えるストーリーがある。 - 昔の写真をうまく切り抜いて、時代の雰囲気を壊さない背景選びにデザインセンスを感じた。
鈴木 直里 写真工房 栞
この度はたくさんの素敵な作品の中から、私の作った一冊を選んでくださいまして、
ありがとうございます。
思ってもみなかったお知らせを受け、嬉しさと驚きでいっぱいです。
今回、アルバムのデザインに焦点を当てたアワード開催ということで、
私は、普段ご依頼を受けて作成させて頂いているアルバムとは違う、
実家で眠っていた母の写真を使った「リメイクアルバム」で参加させて頂きました。
時代の流れで変わっていくもの、なくなってしまうものは沢山ありますが、
アルバム開いて、笑ったり泣いたり語り合ったりする時間は、
ずっと大切にしていきたい、無くならないで欲しいと願っています。
そんな気持ちを込め、セレクトした写真を見る母の思い出話のシャワーを浴びながら、
楽しくデザインしました。
見てくださった方が、家の中やパソコンの中で眠っている写真を再び見返してみようと
思うきっかけになれたら嬉しいです。
そして今後も、何度も手に取って眺めたくなるアルバムを作っていきたいと思います。
WEB:写真工房 栞
ベストデザイン賞
徳本 雅美 メモアル
この度はこのような素敵な賞をいただき、
アルバムデザイナーとして大変嬉しく思っています。
メモアルは2015年より、スタジオ様、フリーフォトグラファー様向けの
アルバム、台紙、パネルなどのフォト商材相談、デザイン提案を専門に行っている
アルバムデザインプロダクションです。
データ納品が主流となる昨今「カタチにしてお客様に納品することの大切さ」を
アルバム制作を通じてお伝えしています。
今回受賞したデザインアルバムは、Instagramで大人気のコドモキモノスタジオ「kobune」で撮影した双子ちゃんのお写真で作成させていただきました。
前からでも後ろからでも、
どちらから開いてもかわいい双子ちゃんからスタートするページ構成。
kobuneの個性的な着物スタイリングに合わせたデザイン。
仕上がりのブックスタイルは
テイストに合った角丸のフォルムが可愛い「えほんBOOK」に。
データで眺める以上にずっと楽しいブックになったと自負しております。
メモアルではフォトグラファー様ひとりひとりの撮影イメージに合わせた
オリジナルデザインを得意とする一方、
誰でも簡単にアルバムを作成できるデザインテンプレートの制作にも力を入れています。
今回のアワードがきっかけで、さらに多くのフォトグラファー様に
アルバムをデザインする楽しさや面白さを知っていただけたら嬉しいです。
Instagram:@memoalpro
WEB:メモアル
アスカネット賞
松良 ゆに cotonowa
この度は作品を選んでくださりありがとうございます。
普段日常撮影でご自宅に伺って撮影させていただいているのですが
このアルバムはお客様のお母様の命日に親娘で過ごした時間を
ぎゅっと閉じ込めた1冊となっています。
毎日の日課でもある、お地蔵さまに手をあわせ
公園遊びをしてからおうちに帰って
お母様が生前お好きだった餃子を作り
美味しいねぇと食べて、お腹抱えて笑って
おだやかでしあわせで愛で溢れた時間を
ご一緒させてもらえたことを本当に嬉しく思います。
「命日は悲しい日だけれど、母としての自分も残してもらい、
亡くなった母をより感じる1日にしたいです。」
そんなお客様の想いをうかがっていたので
撮影の時はもちろんのこと、アルバムを作る時も
これはお母様含め3人であることを意識しながら作りました。
忙しなく生きるなかで蔑ろにしてしまうことも多い
子どもとの時間。家族との時間。
日常撮影というのは、その時間と改めてきちんと向き合い
愛を振り返る時間なのだと、深く感じています。
「当たり前の今」を撮影し、1冊のアルバムに仕上げると
日常がどんなに尊いかを感じていただけるかと思うので
これからも今を残すお手伝いをしていきたいと思います。
Instagram:@cotonowa
WEB:cotonowa