ワキリエさん × ASUKABOOK
コラボ商品インタビュー

どんなスタイルのお二人にも、
自分のものと思ってもらえる
アイテムを

アートやデザイン、ライフスタイルといった分野で活躍するクリエイターと
ASUKABOOKがタッグを組み、新しい商品を生み出すコラボ企画。

第二弾となる今回は、『スマイルDC』の代表でアートディレクターのワキリエさんとコラボした、
『ZENレイフラット® ART Colors』、『ボードColors』の2アイテムが登場しました。

コラボアイテム制作に込めた想いやアートディレクターというお仕事について、ワキリエさんにお話を伺いました。

株式会社スマイルDC
代表 / アートディレクター

ワキリエ

“100年後も美しいデザインを” をコンセプトに、ウエディングを中心に、ホテル、レストラン、ライフスタイルの分野にて トータルブランディングや商品プロデュース、グラフィックデザインなどのクリエイティブを手掛ける。
著書に「ボタニカル ウエディング&デザイン」(グラフィック社)や、累計16万部以上のベストセラー「Smile Wedding」シリーズなど、ウエディングライフスタイルの本を多数出版。
また、日本の文化や伝統への造詣も深く、伝統工芸の商品開発や リブランディング、セミナー講師なども行う。社)国際婚礼文化協会の理事も務める。

ワキリエ

組み合わせ次第で何通りものバリエーションが生まれる『ZENレイフラット® ART Colors』、『ボードColors』

「ZENレイフラット® ART Precious」、「ボードPrecious」

ケースと表紙、言葉の組み合わせによって、何通りものバリエーションが生まれる、『ZENレイフラット® ART Colors』、『ボードColors』。ケースはブラック、ホワイト、グリーン、レンガの4色にツイード生地を加えた5種類、表紙はケースと同じ4色にアッシュリーフ柄を加えた5種類から、自由に組み合わせることができます。表紙に施した箔押しロゴは、「ALWAYS ON YOUR SIDE」「THE ONE」「LIVE EVERY MOMENT」の3種類。表紙下部には日付や名前などお好きな文字を入れることもできます。

ケース・表紙ともに手触りのいい布地を使用し、ページが薄手の『ZENレイフラット® ART Colors』は10Pから100Pまで2P単位、ページが厚手の『ボードColors』は10Pから40Pまで2P単位。A3QサイズのスクエアとA4Yサイズの長方形の2つのサイズ展開です。ケースの中央に写真が入る仕様で、インテリアとしてお部屋に飾っておきたくなるデザインに。ブライダルだけでなく、ご家族写真や記念日のアルバムとしてもお使いいただけます。

アルバムを作る方の個性やモノづくりへのこだわりが感じられる商品

―コラボアイテムのコンセプトを教えてください

この企画のお話をいただいたとき、どういった方がこの商品を作り、ASUKABOOKさんに発注されるのだろうというところから考えました。今は、オリジナリティや自分らしさをより大切にする “個”の時代 だと言われています。バリエーションが一つしかない商品だと、カメラマンさんや撮影会社の方々が、いろいろなところで同じ商品を取り扱うことになってしまい、アルバムを作る方々の個性が表現しにくくなると思ったんです。

アルバムを作る側の感性が際立つ『Colors』↑ワキさんお勧めの組み合わせパターン

アルバムを作る側の感性が際立つ『Colors』↑ワキさんお勧めの組み合わせパターン

アートディレクターとして普段から写真を扱ったデザインやディレクションを行っていますが、素材、色、写真、フォントなど、組み合わせによって、全く違う印象の物ができあがります。そのカメラマンさんや写真会社の方々が、組み合わせを楽しめる商品にしたいと思いました。カメラマンさんの個性や、新郎新婦の雰囲気に合わせた装丁作りがより満足度の高い商品になると考えました。

高級感ある布素材の装丁、リーフ柄のプリントなどデザインもオリジナルで作成。

高級感ある布素材の装丁、リーフ柄のプリントなどデザインもオリジナルで作成。

言葉に込められた想いやメッセージを、デザインを通して伝えたい

―コラボアイテムをつくるにあたり、こだわったところは?

『Colors』で大切にしたのは言葉の部分です。世の中にはデザインに文字が施されている商品がたくさんありますが、単なる飾りとしてではなく言葉にきちんと意味を持たせて、そこに込められた想いやメッセージを、デザインを通して伝えたいと思いました。

艶消しゴールドの箔押しロゴ。それぞれ異なるメッセージが込められている

艶消しゴールドの箔押しロゴ。それぞれ異なるメッセージが込められている

表紙に施した3つのタイポグラフィは、どんなスタイルの結婚式にも、どんなスタイルのお二人にも、自分のものと思ってもらえるような汎用性のある言葉を選んでいます。「ONE」は、「個」や「ひとつの」という意味。自分達だけの、大切なもの、唯一無二の……と、アルバムを手にされる方やアルバムのなかに入れる写真によって、いろいろな捉え方をしてもらえたらいいなと思います。「LIVE EVERY MOMENT」は「この瞬間を生きる」という意味です。写真は人生の一瞬一瞬を表すものだと思っているので、写真に切り取られたその瞬間を大切に生きることでお二人の人生が作られていく、という想いを込めてこの言葉を選びました。新郎新婦だけでなく、お子さんの成長を見守っていくという意味にも捉えていただけます。「ALWAYS ON YOUR SIDE」は「いつもあなたのそばに」という意味。カップルでも親子でも、大切な人のことを想う気持ちや寄り添う気持ちをこの言葉に込めました。

そのとき求められている世界観を、その都度つくる

―アートディレクターのお仕事について教えてください。

『スマイルDC』は、ウエディングを中心に、アパレル、インテリア、レストランなどのトータルブランディングを行う制作会社です。商品のコンセプトやパッケージデザイン、ホームページ、カタログ撮影などの一連の制作や、ショップのリノベーション、内装ディレクションなど、アートディレクターとしていろいろなプロジェクトに携わっています。私たちが大事にしているのは、“100年後に見ても素敵なもの”を作ること。すごく昔に作られたものでも、良いものは今見てもすごく素敵なんです。デザインでは、トレンドを取り入れるというよりは、余白やシンプルさを大切にし、そのぶん文字の大きさや間隔、柄行きの大きさなどこだわるところは1%単位まですごく細かくこだわっています。

企画から撮影、HPやカタログ制作、商品ブランディング、内装ディレクションなど様々な分野でのデザインを手掛けている。

企画から撮影、HPやカタログ制作、商品ブランディング、内装ディレクションなど様々な分野でのデザインを手掛けている。

よく、「ワキリエさんの世界観はどういったものですか」と聞かれるのですが、私自身の世界観というものはないんです。もともと広告代理店出身なので、クライアントさんが求めているモノやちゃんと売れるモノを作らないと意味がないという考えが強くて。でないと、せっかく作ったものが無駄になってしまうし、お仕事を依頼していただいたクライアントさんにも申し訳ない。誰もハッピーになれないですよね。誰のために、何のために存在する商品なのかを常に考えて、商品を買う人や必要としている人、そのとき求められている世界観をその都度作っていくことが、アートディレクターとしての私の仕事だと思っています。

人と人とのつながりや家族の大切な瞬間を残す

―ワキリエさんにとって、ウエディングにおける写真の役割とは?

結婚式では、ご家族全員の写真は撮っても、それぞれの家族だけで写真を撮ることはほとんどありません。結婚式は新郎新婦のための日でもありますが、家族にとっても大切な日。それぞれの家族にとっては子供の結婚式であり孫の結婚式でもあるので、やっぱりご家族だけの写真も欲しいと思うんです。私がアートディレクションを行っている式場では『ファミリーフォト』という企画を取り入れていて、新郎の家族だけ、新婦の家族だけ、といったそれぞれの家族写真を残していただいています。

実家のある岡山で、おじい様、おばあ様と撮ったワキリエさんの結婚写真。おばあ様の優しい眼差しが、ワキリエさんに向けられている

実家のある岡山で、おじい様、おばあ様と撮ったワキリエさんの結婚写真。
おばあ様の優しい眼差しが、ワキリエさんに向けられている

私が結婚したときに、実家の近くでおじいちゃんおばあちゃんと一緒に撮った、私の原点とも言える写真があります。うちは写真館で写真を撮ることが多い家族で、今も実家には家族写真がたくさん飾ってあります。そのなかのおばあちゃんは、いつも私のほうを見てくれていて。この写真のなかのおばあちゃんも、やっぱり私のことを見つめてくれているんですよね。20年近くウエディング業界で仕事をしてきて、こうした自身の経験やたくさんの新郎新婦の方々との関わりのなかで、本人よりも結婚式を楽しみにしてくれていたり、喜んだり泣いたりしてくれる人がいることや、人と人との繋がりが「結婚する」ということなのだということを、すごく感じています。

―これからのウエディング業界は、どうなっていくと思いますか?

ウエディングフォトはすごく細分化されています。ドラマティックな写真やドキュメンタリーのような写真、自然のなかで撮るロケーション写真など、新郎新婦の好みがはっきりしていて自分たちの理想を自由に表現しやすい時代になりました。結婚式はしなくても「写真だけは撮ろう」という人がますます増えると思うので、そのなかに「家族写真を残したい」という人も増えていってほしいですね。データに保存されている人もたくさんいらっしゃいますが、できれば紙にして。いつの時代になっても、人と人とのつながりや大切な瞬間を “残す” ということを私たちは啓蒙していきたいと思います。

株式会社スマイルDC

http://smiledc.company

株式会社スマイルDC