いつでも
“あのときの我が子”に
会える。
〜等身大フォトの魅力〜

目まぐるしいスピードで成長する赤ちゃんには、今しか撮れない瞬間がいっぱい。
「赤ちゃんの等身大フォトアワード2017」で
最優秀賞と優秀賞のW受賞を果たした『STUDIO6』の北山貴子さんに、
お客様に喜ばれるサービスのアイディアや等身大フォトの魅力について伺いました。

帰ってきてもらえる場所”を作りたかった "帰ってきてもらえる場所”を作りたかった

元々はブライダル撮影をメインでやっていましたが、そこから始まる家族の形に寄り添っていきたいという想いがずっとありました。結婚式だけで終わるのでなく、マタニティやニューボーンを経て、お子さんの成長を撮り続けられる場所、お客様に帰ってきてもらえる場所を作りたいと思い、2015年1月に『STUDIO6』をオープンしました。

等身大フォトの商品は、子どもがいるスタッフのアイディアからできたもので、変化の激しい1歳までのお子様をメインターゲットにした“飾れる商品”として商品化しました。はじめは、ハーフバースデーくらいまでの赤ちゃんのむちむち感や、一番赤ちゃんらしさが残る時期を収める商品として考えていたのですが、実際に商品化してみるとお客様にとても好評でした。

1歳のバースデー記念でご来店されたお客様に「等身大フォトをやりたい!」といっていただけたり、実際にサンプルを見たら「等身大フォトを撮りたくなった!」とおっしゃるお客様もいらっしゃって、徐々にバリエーションが増えていきました。
最近では、2歳のバースデー記念に、以前撮影した等身大フォトと一緒に撮影される方もいらっしゃいます。

帰ってきてもらえる場所”を作りたかった
オンデマウントだから実現できる、迫力たっぷりの「等身大フォト」

オンデマウントの魅力は、全面を使った迫力ある見せ方ができることですね。今は簡単にアルバム作成ができるのでご自身で作られる方も多いですが、等身大フォトは自分ではできないというところがポイントだと思います。

赤ちゃんの写真を等身大で残すことって、なかなかないと思うんです。日々大きくなっていくお子さんと等身大フォトを見比べたときに、「こんなに小さかったんだ!」「こんなに大きくなったんだ!」と成長をかみしめることもできますし、等身大の写真を残しておくことでいつでもその時の我が子に会えるような、そんな魅力もあります。

赤ちゃんの等身大フォトとは?

アスカブックのオンデマウントは、見開きのセンター部分に切れ目がない印刷と、完全なフラットになる製本技術が特徴の商品です。そのオンデマウントの特徴を活かせば、新生児から2歳前くらいまでの赤ちゃんの姿を“等身大”のフォトアルバムとして残せます。赤ちゃんの時期にしか残せない等身大の姿は、きっと家族の思い出の一枚になるはずです。

赤ちゃんの等身大フォトとは?

等身大フォトには写真が4枚入るんですが、「ページ数はあまり欲しくない」というお客様も意外といらっしゃるので、そういう方にちょうど良い商品だと思います。メッセージや手形・足形、撮影時の身長・体重などを入れることができますが、デザインは基本的にシンプルです。その方がよりお子さんの表情が引き立ちますし、飾りやすいと思っています。

これまでのアルバムは、普段はしまっておいて見たいとき出してくる、というものばかりですよね。大阪では多くの方がマンションやアパートに住んでいらっしゃるので、大きいパネルだと飾っておくのが難しいという声もたくさん聞いて。 等身大フォトなら開いて飾っておいてもいいし、もちろんしまっておくこともできるので、ライフスタイルに合わせやすい商品だと思います。出産祝いのお返しなどでおじいちゃんとおばあちゃんにプレゼントされると、とても喜ばれるんじゃないでしょうか。

お母さん自身の幸せも実感できる。
「等身大フォト」を通じて、お客様から学びました
お母さん自身の幸せも実感できる。「等身大フォト」を通じて、お客様から学びました

赤ちゃんと一緒にご家族の写真を撮ることも多いのですが、出来上がった写真を見たお母さんが「あ、私幸せそう……」っておっしゃるんです。子育てをしていると、辛いことやついイライラしてしまうこともたくさんあると思うんです。幸せなんだけど、忙しい毎日のなかではその幸せを振り返る時間というのが、お母さんたちにはとても少ないんですよね。家族写真を撮ることで、改めて幸せを実感できたり、幸せそうに笑っている自分を見てホッとされたりするんです。お子さんのためにと思って撮った写真が実はお母さん自身の幸せにも繋がるんだなぁと、等身大フォトを通して学びました。

撮影のときは、ご夫婦で手をつないだり見つめ合ったりしてもらいます。お子さんが生まれるとそういう機会も少なくなってしまうと聞くので、家族写真を通じて夫婦の絆も感じてもらえる瞬間になればいいなと思っています。実際の撮影では、みなさんすごく恥ずかしがられるんですけどね(笑)でもそういう姿も新鮮だし、とても素敵な写真になるんです。

歳を重ねるほど写真の価値は上がると思っています。お子さんが大きくなったときに見返して、両親の若い頃の姿や幼い自分の姿など、自分が知らない新たな一面を見つけて欲しいですね。

制作から撮影、編集まで。
撮影者だからこそわかるお客様の魅力を伝えたい
制作から撮影、編集まで。撮影者だからこそわかるお客様の魅力を伝えたい

撮影はカメラマンとアシスタントの二人体制で行います。撮影者だからこそわかる微妙なニュアンスやお客様の好みを反映できると思うので、同じスタッフが編集、納品まで一貫して行うことにこだわっています。お子さんの写真だけと考えておられたお客様でも「せっかくなんで一緒にうつりませんか」とお声かけしたりします。やっぱりああすればよかったな、と後悔が残らないようにして欲しいので、ご予約の際に「ご家族で服の色味やテイストを合わせてきてください」とご提案するようにもしています。

お子さんの写真を撮るときは、いつもの“その子らしさ”を大切にしたいと思って撮影に臨んでいます。生まれて間もない赤ちゃんでも、一人ひとりちゃんと個性があって。笑顔はもちろん、泣き顔や怒った顔、クセ、今しかしない仕草なども全部残してあげたいので、お子さんの月齢やその日のご機嫌、ご家族のペースにあわせて撮影します。ときには、撮影時に寝てしまう子もいるのですが、それもまた思い出。撮影自体を、楽しい思い出のひとつとして残して欲しいなと思います。

『赤ちゃんの等身大フォトアワード2017』で最優秀賞を受賞した作品

『赤ちゃんの等身大フォトアワード2017』で
最優秀賞を受賞した作品

マタニティとニューボーン、
ふたつの神秘的な姿を表現する写真を撮りたかった

お腹のなかに赤ちゃんがいる段階から、赤ちゃんが生まれて成長して……と継続的に利用してくださるお客様が増え、ママと赤ちゃんが一緒に過ごす神秘的な期間を写真で表現できないかと考えていました。

マタニティとニューボーン、ふたつの神秘的な姿を表現する写真を撮りたかった

マタニティとニューボーン、両方撮影するからこそできるサービスを作りたいという想いはずっとあって。お母さんのシルエットにエコー写真を合わせるアイディアは浮かんでいたのですが、等身大フォトにしてみるとすごくしっくりきたんです。等身大だからこそできるとても意味のある写真だな、と。
お腹のなかに赤ちゃんがいたことを思い出してもらえますし、こうして商品の新しい可能性を発見できるのも等身大フォトならではですよね。

北山 貴子 (きたやま たかこ) 北山 貴子 (きたやま たかこ)

岡山県生まれ
2009年株式会社タオトンヴィラ入社。ブライダルカメラマンとして経験を積む。
2015年STUDIO6オープン。
マタニティ、ニューボーン、ベビーフォトを中心に関西で活動中。

STUDIO6(スタジオシックス)

2015年1月オープン

6という数字には、“幸福 流れ なめらか”といった意味があります。
お客様とのご縁が巡り巡って“環”になり、幸福がつながっていきますように
という願いと想いをスタジオ名に込めています。

人気のイラスト黒板やNYスタイルの定番のレンガ壁など、ここにしかない空間での撮影が可能。スタジオの内装や撮影背景、アイテムなどは、スタッフ自らDIYで創り上げたこだわり空間です。

http://studio6.photo

STUDIO6(スタジオシックス)