プロでしか
撮れないものだから、
価値がある
〜等身大フォトの魅力〜

あっという間に大きくなる赤ちゃんの、いま、この瞬間にしか撮ることができない姿を写真に残す等身大フォト。
「赤ちゃんの等身大フォトアワード」にて、 2016年・2018年の2度にわたって入賞をおさめたフォトグラファー・小櫻聡さんに、
赤ちゃんの時期を写真に残す魅力や等身大フォト撮影へのこだわりを伺いました。

記録のままでなく、カタチに。写真はやっぱり“飾ってこそ”だと思うんです 記録のままでなく、カタチに。
写真はやっぱり“飾ってこそ”だと思うんです

写真を「記録」のままでなく「カタチ」に残してほしい、と思っています。
最近はスマートフォンのカメラで簡単にきれいな写真を撮ることができますが、せっかく撮った写真をデータのままで、スマホのなかに入れっぱなしになっている人も多いんです。子どもはすぐに大きくなるので、そのときしか撮れない姿を写真に残し、いつでも見られる場所に飾っておいてほしい。

等身大フォトは写真館でしか作ることができないものですし、飾ることでもっと良さがでる商品です。等身大フォトを撮影されたお客様には、「ぜひお部屋に飾っておいてくださいね」とお伝えしています。

赤ちゃんの等身大フォトとは?
赤ちゃんの等身大フォトとは?

アスカブックのオンデマウントは、見開きのセンター部分に切れ目がない印刷と、完全なフラットになる製本技術が特徴の商品です。そのオンデマウントの特徴を活かせば、新生児から2歳前くらいまでの赤ちゃんの姿を“等身大”のフォトアルバムとして残せます。赤ちゃんの時期にしか残せない等身大の姿は、きっと家族の思い出の一枚になるはずです。

新しい作品へのチャレンジで臨んだ「赤ちゃんの等身大フォトアワード」 「赤ちゃんの等身大フォトアワード2016」 入賞作品

「赤ちゃんの等身大フォトアワード2016」入賞作品

「赤ちゃんの等身大フォトアワード」への応募は、従来のアルバムや型物写真とは違った新しい作品にチャレンジしたいという思いがきっかけでした。等身大フォトのために撮った写真だけでなく、すでに撮影した写真からでも等身大フォトを作ることができるだろうか、といった挑戦のつもりで作ってみたところ、意外にしっくりおさまって。
等身大フォト以外の撮影をされたお客様が、あとから「等身大フォトを作りたい」とおっしゃったときでも対応できることがわかったので、商品としての可能性が広がりました。
お店に入ってすぐのところに等身大フォトを飾っているんですが、来店されたお客様が「これ、等身大なんですか?」と興味を持っていただいたり、「等身大フォトやってみたい!」とその場でご希望されることも多いです。お店に来てもらって実物を見てもらうことで、その良さが伝わる商品なのかなと思います。

赤ちゃんの撮影でのこだわりは「粘らないこと」

当日、お会いしたときの赤ちゃんの様子やご家族の雰囲気に合わせて、自然な表情や動きを引き出すようにしています。特に3ヶ月くらいまでの赤ちゃんは、まだ目が見えないので、鈴などで音を鳴らして反応を見ながら撮影をすすめていきます。

赤ちゃんの撮影でのこだわりは「粘らないこと」

赤ちゃんの撮影では、「粘らない」ということを心がけています。慣れない環境で長時間撮影していると、大人でも疲れてしまいますよね。小さなお子さんだったらなおさら。ミルクを飲ませてもらったり休憩を挟んだりしながら撮影を進めますが、時間をかければ良い写真が撮れるとも限らないので、お子さんの体調優先で無理のない範囲で撮影を行っています。状況に合わせて、こちらから再撮影をご提案することもありますね。

お子さんの体調優先で無理のない範囲で撮影を行っています。

ハンコ注射のあとなどはあえて編集はしないようにしています。そのときにしか撮れないものを写真に残しておくことで、「こんなときもあったよね」「撮っておいてよかったね」と、赤ちゃんの頃を懐かしんでいただき、等身大フォトの良さを感じていただくことができると思います。

実物を見てもらうことで良さが伝わる。
第二子さんのオーダーが多く、リピーターへ繋げやすい商品です。
実物を見てもらうことで良さが伝わる。第二子さんのオーダーが多く、リピーターに繋げやすい商品です。

等身大フォトを撮影されるのは、第二子さんや第三子さんが多いですね。等身大フォトをはじめてまだ4年くらいなので、等身大フォトがなかったときに一人目のお子さんの撮影をされた方や、七五三撮影などで来られた方が「下の子のときは等身大フォトを撮りたい!」と言ってくださるので、リピーターに繋げやすい商品だと思います。

最近では、等身大フォトのお問い合わせも多くなり、隣県からわざわざ足を運んでくださるお客様も増えました。等身大フォトをきっかけに、近隣だけでなく広い範囲での顧客獲得にも繋がっています。

継ぎ目がなく、フラットで迫力のある写真が残せるオンデマウント。
写真館でしか撮れないものだから、とても価値がある商品です
写真館でしか撮れないものだから、とても価値がある商品です。

大きなアルバムは今までもたくさんありましたが、アスカブックのオンデマウントは継ぎ目がなく完全にフラットになるので、写真を“一枚もの”として自然に見せることができます。
出来上がった等身大フォトを開いた瞬間、「わぁ!すごい!」「すごく迫力ある!」とみなさん驚かれます。それまでデータでしか見ていなかったものが等身大の写真として目に飛び込んでくるので、これまでの商品と比べてインパクトが全然違います。

見開きは迫力のあるサイズですが、アルバムとしては大きすぎず重すぎず、丁度良いサイズ感。お部屋にも飾っておきやすく持ち運びもしやすいので、ご両親だけでなくおじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントなど、幅広いニーズにマッチする商品です。
今はフォトブックを手軽に作ることができるので、アルバムを希望されない方もいらっしゃいます。でも、赤ちゃんの肌の質感までも伝わるような迫力のある写真は写真館でしか作れないものだから、等身大フォトはとても価値のある商品だと思いますし、お子様が成長するにつれてどんどん価値が高まっていくと思います。

小櫻 聡 (こざくら さとし) 小櫻 聡 (こざくら さとし)

大阪生まれ。
写真専門学校卒業後、広告スタジオに入社。通販のカタログに携わる。
カメラマンとして経験を積んだ後、実家の「小桜スタジオ」を継ぐ。
小規模な空間の中で、自然な雰囲気を大切に日々撮影しています。



小桜スタジオ

https://kozakurastudio.com/

小桜スタジオ