ニューボーンコラム

Vol.2 Newborn baby photoって
どうして2週間までがベストなのか?
ニューボーンコラム Vol.2

私達bozphoto&stylesでは
newborn baby photoは
産後2週間前後までの赤ちゃんを対象として撮影しています。


赤ちゃんの関節はママのお腹の中にいる時には本当に柔らかく、
あの狭いお腹の中に小さく小さくまるまった状態で入っています。
Newborn baby photoはママのお腹の中にいる状態を再現するような撮影でもあるので、
時間が経てばたつほど、赤ちゃんの関節がしっかりしてくること、
Newbornポージングの制限がでてくる可能性を考え、できる限り早めのほうがいいのです。

ニューボーンコラム Vol.2

海外では産後3日目に病院から退院してそのまま撮影する赤ちゃんもいたり、だいたい7日目前後がベストと言われているほど。

新生児らしさの残る2週間までは、まさにママのお腹を再現するには最適な時間であり、赤ちゃんにとってもお腹の中にいる記憶が鮮明でもある時期。

ポージングにしろ、温度、音などいろんな分野でママのお腹の中を再現することによって赤ちゃんにとっても安心できる空間が出来上がるのです。

ニューボーンコラム Vol.2

想像してみてください。10ヶ月、暗く狭いママのお腹の中でなんの外敵もなく、自発呼吸をしなくてもお腹が空いたと泣かなくても受動的に酸素や栄養が与えられる環境。暗く狭い産道を通り、初めて明るい外にでてはじめての肺呼吸がはじまる。ずっと暖かい羊水につつまれていたのが初めての空気に触れる。 自分でお腹が空いたことを表現しないと空腹を満たすことはできない。全てが初めての経験。身体の細胞ひとつひとつがものすごいスピードでどんどん活性化するのを身体全体で感じなくてはいけません。 赤ちゃんにとって、そんな新しい環境は不安がいっぱいと言っても過言ではないのです。

ニューボーンコラム Vol.2

そんな生まれたての赤ちゃんにとって、いちばん安心できたママのお腹の中の環境は「安心できる場所」として
新生児期にはしっかりと記憶として残っているため、Newborn baby photoはその記憶を元に安心してもらえる状況を作り、
すやすやと眠りながらの撮影が可能になってくるのです。

とはいえど、実のところ3週間や4週間でも赤ちゃんの可動域を見ながらポージングを考え、撮影することも可能ではあります。

ですが、一番可動域が大きい時期にママのお腹の中にいる時と同じサイズ感であることもまた、
Newbornbabyポージングとして表現するには最適なタイミングであることもお伝えしておきたいと思います。

ニューボーンコラム Vol.2

生まれる前に3Dや4Dで見た赤ちゃんの映像。まさにそのままの姿を目の前で見ることで、ママが命をかけて頑張った出産の素晴らしさ、赤ちゃんが生命が生まれるという神秘を感じ、なによりも家族を「癒す」ことができる撮影であると私たちは思っています。

makky☆

藤田麻希 藤田麻希

bozphoto&styles
ヘアメイクアップアーティスト
newborn baby photoプロデューサー
トータル女性ホルモンバランスプランナー/ペリネセラピスト

元看護師といういう異色のヘアメイクアップアーティスト。2年前に女性のホルモンバランスを整えるためのサロン Salone di Rosa. をオープン。女性疾患から妊活産前産後、更年期などのカウンセリングからトリートメント、産前産後のママや女性のためのペリネセラピストとしても活動開始。そんな中、社会の産後のママへのケア不足を感じはじめ、夫であるブライダルフォトグラファーの藤田努の協力を得て、出産を頑張ったママへのご褒美として bozphoto&styles の newborn baby photo をはじめる。産後のホルモンバランスの不安定なママへのメンタルケアとのひとつとして、写真を通した「産後ケア」を展開。産後2週間までの新生児の赤ちゃんのポージング担当からトータルコーディネート完成させ、撮影をプロデュースしている。